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言葉によらない自己表現

人間は言葉によってコミュニケーションができる唯一の生物です。
赤ちゃんの頃から身近に話されている言葉をスポンジのように吸収し、1歳を過ぎたころには初めての言葉を話します。
そして自分の母語を獲得していきますが、そのころに2、3か国語に絶えず触れていれば、それらすべても自分の母語として話せるようになるのですから、本当に驚くべき能力です。
こうして言語によって、頭の中で思考することのできる人間は、その能力によって他の人とコミュニケーションを図るだけでなく、自己を表現していきます。
言語によって、他の人の話を聞き取ったり、書かれている言葉を読み取ったりすることはもちろんですが、自由自在に話すことにより、また文章を書くことにより自分の思考を表現することができるのです。
しかし、すべての自己表現が言葉によるものであるとは限りません。
言葉によらない自己表現は確かにあります。
例えば、音楽や絵などを挙げることができます。
音楽は楽器を演奏することによって、また作曲することによって自分を表現します。
曲をどのように解釈するか、またどのように演奏するかによってそれぞれの演奏者の個性が出てくるのです。
また、絵や彫刻などの芸術もそうです。
同じものを題材にした絵を描いても、どんな技法を使って描くのか、どんな色を選ぶのかは一人一人違います。
抽象画によって自分の心象風景を絵で表現できるようになると、ますます表現の深さは増してゆきます。
このように音楽や絵は、言葉を発することはありませんが十分に自己を表現する手段として確立されています。
では、ファッションはどうでしょうか。
ファッションも絵や音楽と同様に、言葉によらない自己表現あるいは自己主張ということができるでしょう。
生まれたままの姿で、つまり裸で生活している人間はいません。
古来より人間は様々なファッションを発達させてきました。
時代や環境、民族、気候に合わせた多種多様でいろどり豊かな服装が生み出されてきました。
もちろん、どんな国に住んでいるか、どんな組織に属しているかによって身に着けなければならないファッションが限定される場合があります。
例えば、制服やユニフォームなどがそうです。
制服やユニフォームは、その人がどの学校に通っているか、どこで働いているか、あるいはどんな職業に携わっているかを明らかにします。
学校や会社が定めた規定の服装は自分の表現したいこととは違います。
でも、休みの時に身に着ける服装や家の中で着る服装は自由です。
そこに個性が表れてくるのです。

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